カイネルエンド
場所:平原


カ「ようやく終わったな、シオン」
シ「ああ」
カ「だが、ひとつだけケリがついていないことがある」
シ「え?」
カ「オレとお前、本当に強いのはどちらか 白黒つけようぜ」
シ「本気かい!?」
カ「オレは剣でしか語る術を知らぬ不器用な男だ
  今ならもう国も仲間も関係ないだろう」
  さあ、剣を取れ、シオン!」
シ「カイネルらしいよ、まったく……」
  ほんとはボクだって、君と戦いたくてウズウズしてたんだ」
  指輪に頼らない本当の力を試したいってね」
  悪いけど、手加減はできないよ」
カ「うれしいね、そう言ってくれると
  お前のそういうとこ……好きだぜ」
(チャキーン)
シ「行くぞ、カイネル!」
(チャキーン)
カ「オウ!来いシオン」
シ「イヤァァァァァァァァァァァァ〜ッ」
カ「オラァァァァァァァァァァァァ〜ッ」